Angleterre Londres 編


【Angleterre】ロンドン

 ロンドンは、イングランドおよびイギリスの首都、イギリスや欧州連合域内で、最大の首都圏を形成しています。また、屈指の世界都市として、芸術、商業、教育、娯楽、ファッション、金融、メディア、観光、交通など、広範囲にわたる分野において、強い影響力があります。また、ニューヨークと並び世界をリードする金融センターもあり、世界をリードする欧州域内最大の経済大国、文化の中心の都市です。また、2014年、アメリカのシンクタンクが公表した、ビジネス・人材・文化・政治といった分野を対象とした総合的な「世界都市ランキング」において、ロンドンはニューヨークに次ぐ世界第2位の都市と評価されました。

 2012年に、第30回オリンピックが開催されました。ロンドンでは、3度目のオリンピック開催都市となります。その影響力もあると思いますが、近年、ロンドンはどんどん変わっていると感じます。古くからの歴史やしきたりから逃れることがなく、固くて重い雰囲気を感じていたロンドンでしたが、世界から新しいものをどんどん取り入れ、文化や商業、システムなど、世界の先進を歩んでいる姿は非常に元気があり、明るさや、力強い世界をリードする自覚のようなものを感じます。

 また、今まで、ロンドンの食文化は、「ロンドンに美味しいものは無い・・・」「ロンドンの食べ物はマズイ・・・」など、頻繁に言われて来ました。決して評判の良いものではありませんでしたが、近年、大きく変わりました。「ロンドンが美味しくなった・・・」と。ロンドン市内に移民が増え、どんどん、新しい文化や美味しいものを、持ち込んで来たのです。そして、ロンドン流として発信しつづけました。市民も、旅行人も、誰もが美味しいと認めるものがどんどん出回ったのです。その結果、ロンドンのグルメ度はアップし、オーガニック素材のような素材へのこだわりと厳選、健康志向への配慮もされた、食文化へ変わっていきました。様々な国や地域の料理がバラエティー豊かに選べ、ニューヨークや東京と並ぶ国際都市として、グルメの環境、食文化が整ってきたのです。どこに行っても、そこそこ美味しいものには巡り合い、こだわりの人気店の存在も増え、レベルアップしました。

 そして、まだまだ、無限大に可能性を感じる、期待できるロンドンです。

“テムズ川”とロンドン市内
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